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2013年6月

味について考える箱男

ハートランドスタンド用コラム、アウトテイク第2弾です…。


アボカドが好きな人がいる。

しかしアボカドにはそれほど味はない。

エビアボカドサラダがあったとする。
あれはエビとマヨネーズと塩胡椒の味だ。
決してアボカドの味ではない。

アボカドが人気なのは味ではなく
あの滑らかな食感だ。

梅干しが好きな人がいる。

赤くて酸っぱいあの梅干しだ。


しかしあの赤さは紫蘇だ。
梅干しの美味しさの半分は確実に紫蘇と塩の味だと思う。

コーヒーの美味さは一体なんなのか?

苦いだけなのに人は何故コーヒーを愛するのか?

カフェインを摂取したいだけなら紅茶の方がカフェインが多いはずなのに。

ウニのあの味もさっぱりわからぬ。
何故あのイガイガをパックリ開いて食そうを思ったのか?

人類で初めてウニを食した人物はファーストインプレッションで本当に「美味い!」と思ったのか?

ナマコも完全に食感のみの食べ物だ。

だいたい何がどうなってあの奇っ怪な生物を食そうと思ったのか…。
余程食べ物に困った人が食べ始めたのか。

世の中のナマコ料理の全てを知りはしないが
居酒屋で出て来るナマコは大抵が紅葉おろし&ポン酢なので
味はナマコ味ではなく「基本ポン酢&微妙に大根」テイストである。

しかし、こう考えてみると
食というものは味覚だけで感じるものではなく
食感や見た目も重要なんだということを改めて感じるのであった。

酒屋で箱男

ハートランドスタジオのコラムが6月号を持って終了したので、アウトテイクをここに掲載致します。

…皆様飲んでますか?僕はもちろん飲んでます。酒を。
ちなみに好きなものは「プリン体」です。
で、今回のネタはそのお酒に関連するお話しです。

先日、とある酒店でワインを手に取りラベルを読むと「焼いたパンのような香りを想わせる…」と書いてあった。

待て、待て。
ちょい待て。待ちやがれ。
なぜにワインの香りがパンの香りという表現になるのか。

ならば実物の焼いたパンを直接嗅げばいいのではないか。

それとも、あれか。
ワイン通には「ワインの味」を表現するときに何かお洒落〜な言い回しをすることが常識なのか。それが大切なのか。

ワインはワインの味であり
ワインはワインの香りであろう。

何が焼いたパンの香りだ。
焼いたパンなんで全然お洒落でも何でもありゃせんて。

仮に焼いたパンの香りがするワインだとしよう。

俺は断言する。そんなワイン美味しくない。

他で例えてみよう。

オレンジジュースがあります。
裏のラベルには「干した芳醇なししゃもの香りが貴方を包み込むでしょう」。

どうだ!美味しくなさそうではないか!!

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